朝の時間
冷めたお湯をのみながらずいぶん先の食事の予定をぼーと見たり盆栽を眺めたり外の工事の音が気にならなくなっている自分に気づいたり誰かになにかをしたいという気持ちになったり今と次の瞬間の境目について気を揉んだり渋谷の喧噪は月に一回か二回でいいと思ったり左目の視力低下を心配したり妹が気に入って買った洋服を思ったり懐かしい人と懐かしい銭湯の雰囲気を感じたり とってもよく寝た日の朝 風が夏ではない 乾いて涼しい
パフェ2
ちなみにパフェはすごく美味しかった。
溶ける
暑くて溶ける 親密すぎて溶ける 唇が溶ける 脳が溶ける 夢の中で溶ける 境目で溶ける アイスが溶ける 全部溶ける
変な日
昼に両親とたこ焼きをしてから家に戻ってアメリカ南部の料理本をめくっていると気づいたら寝ていて夢には小学生のときの友達と昔の彼と妹がごっちゃになって出てきて起きたら暗かったわけだけど今自分がどこにいるのか全然わからなかった さあ